遊び心と余裕

私は幼いころから遊びが好きな人間だったよう
に思います。
もっとも、おもちゃで遊ぶことも好きですが、
野山をかけまわることが大好きな人間でした。
自慢ではありませんが、勉強では、常にクラス
最下位を守ってきました。
その意味では、読み書きや算数などの基本がで
きていませんので、今も悪戦苦闘しています。
なにごとも基本が大事だと、心から実感してい
ます。

受験勉強をはじめたのは友人のおかげですが、
勉強しようというよりはゲーム感覚で問題を解
いていました。
常に遊び感覚がないと、私は勉強もできません。

会社へ入っても同じです。
営業職をしていたときも遊び心がある先輩や同
僚にめぐまれ、私は幸運でした。
仕事自体よりは、仕事について語る先輩や同僚
たちとの会話が大きな学びになり、遊び心と余
裕をもって仕事できたことが一番だったでしょ
うか。
仕事ができる人は、やはり人間的な魅力がある
ものです。
このことは、不思議とどのような会社であって
も人間次第です。

ソニー子会社へ転職すると毎日が遊び心満載で
すから、私の人生そのものだったでしょう。
そうでなければ、あれほど夢中になって仕事が
できるとは思えません。

今も遊び心と余裕をもっていろいろなことをや
っています。
わが家のわんちゃんも遊び心をたくさんもって
います。
遊び心は、生き物の特権ではないでしょうか?