ある企業の人事部門にいたとき、中途採用した社員が以前在籍し
ていた会社では、全社員が残業をまったくしない会社だったそう
です。
会社が、社員に残業をさせない会社だったとのこと。
毎日、出社すると、その日にしなければならない仕事を片っ端か
ら片づけていくので非常に厳しかった、と話してました。
オーナー経営者の企業だったようですが、世の中には、このよう
に徹底した事業運営をおこなう会社があることに驚きました。
日本企業の問題点のひとつに、何事も徹底してやらないというこ
とがありそうです。
もっとも、日野自動車のように不正は徹底してやっていたようで
すが。。。
本末転倒。
私も残業が嫌いなほうですから、できる限り仕事をはやく終わら
せて帰宅したほうでしょうか。
ソニー子会社時代を除き。
ここは創業立ち上げという環境と私が管理部門の仕事を学ぶとい
う状況から徹底的に働いた時代です。
他人がみると異常な世界。。。
永野芽郁がある番組で話してましたが、NHK朝ドラの撮影は異常
だったようで、母親がいっしょに逃げてもよい、というほどの厳
しさだったようです。
人生には、一度くらい異常な時代が必要なのかもわかりません。
異常さもしっかりとみつめてみると、徹底的にやることにつなが
るようにも思えます。
人はひとりひとり違います。
自分で考えて、自分の足で歩くことが大切なのかもわかりません。