余裕や遊び心がなくなる社会

仕事をしていると、妙に余裕がない対応が多いような気がします。
それだけ社会のスピードがはやい、ということでしょうか。
微妙な間が必要な気がしますが、コミュニケーションをとること
がなかなかむずかしいように思えます。
いわゆる、行き違いも多い?
もう少し丁寧なやりとりが必要なのでしょうが、なにかを端折っ
てしまうようなことが見受けれます。

いろいろなことに忙しいのはわかりますが、相手のことを気遣う
余裕もないようです。
また、なにか聞いてもそんなの私は知りません、といったことも
感じられます。
遊び心が必要ですが、ほとんど感じられないことが多くなりまし
た。

私もめんどくさがり屋なので、必要以上に、幅を広げた対応もし
ませんが、どうも遊び心がないつきあいは仕事が面白くなりませ
ん。
まじめな人が多くなったせいでしょうか。

それに比較すると、むかしからいっしょに仕事をしてきた先輩な
どとの会話は遊び心満載でしょうか。
度々話をするわけではありませんが、余裕をもってコミュニケー
ションできます。
いつでもいっしょに仕事ができるような状態かもわかりません。
この時代においても、もう少し余裕、遊び心があってもよいので
はないではいか、と思います。

コロナ社会は、益々、人間がもつ余裕や遊び心を奪ってしまいそ
うですが。。。
本当にやっかいな時代を迎えてしまったようです。
私は外出などを控えていますが、さらに感染力が強いタイプが現
れたようですから、感染は、時間の問題かもわかりません。

少なくとも感染するまでは、余裕や遊び心感じられるような生活
を続けたいものです。
感染しても余裕があれば本物でしょうが、私にそのような胆力が
ないのはわかっていますが。。。

遊び心と余裕

私は幼いころから遊びが好きな人間だったよう
に思います。
もっとも、おもちゃで遊ぶことも好きですが、
野山をかけまわることが大好きな人間でした。
自慢ではありませんが、勉強では、常にクラス
最下位を守ってきました。
その意味では、読み書きや算数などの基本がで
きていませんので、今も悪戦苦闘しています。
なにごとも基本が大事だと、心から実感してい
ます。

受験勉強をはじめたのは友人のおかげですが、
勉強しようというよりはゲーム感覚で問題を解
いていました。
常に遊び感覚がないと、私は勉強もできません。

会社へ入っても同じです。
営業職をしていたときも遊び心がある先輩や同
僚にめぐまれ、私は幸運でした。
仕事自体よりは、仕事について語る先輩や同僚
たちとの会話が大きな学びになり、遊び心と余
裕をもって仕事できたことが一番だったでしょ
うか。
仕事ができる人は、やはり人間的な魅力がある
ものです。
このことは、不思議とどのような会社であって
も人間次第です。

ソニー子会社へ転職すると毎日が遊び心満載で
すから、私の人生そのものだったでしょう。
そうでなければ、あれほど夢中になって仕事が
できるとは思えません。

今も遊び心と余裕をもっていろいろなことをや
っています。
わが家のわんちゃんも遊び心をたくさんもって
います。
遊び心は、生き物の特権ではないでしょうか?