足腰を強くする

私は、原理原則を踏襲するタイプです。
立場が弱い人ほど、なにかに頼る気持ちはわかりますが、独立独
歩でやりぬく決意が必要ではないでしょうか。

メディアを賑わせていることも、しいて言えば、なにかに頼って
票が欲しいということなのでしょう。
本来、自分の立場を明確にして毅然としておかなければならない
立場の人たちがこのような態度では、国の行く末が心配になるの
は当然です。

企業とて同じです。
自らの商品やサービスに自信をもち、堂々と商売をすることが成
功する近道ではないでしょうか。
もっとも、短期の成功ではありません。
あくまで長期的な成功です。

株式上場を目指す企業は、まさに長期的な成功を目指すことにな
ります。
ゆえに、原理原則通り経営管理をおこなうことが求められます。

どんなにシステム化できたとしても、株式公開をしている企業で
は、人材の成長なくして経営管理は成り立ちません。
基本を忘れたところに成長も革新もありません。
愚直に、経営の基本原理に則って経営をおこなうだけです。

経営判断には、人間力が求められます。
時代がどのように変わろうとも、この原則が変わることはないで
しょう。

中小企業ほどチャンスはあるが?

事業展開に関しては、中小企業ほどチャンスがあります。
理由は、変幻自在に事業を進めることが可能だからです。
問題は、資金と人材です。

現状、ある程度の事業展開ができており、社員数50名前後であれ
ば本当の意味でチャンスです。
この場合、資金より人材の育成です。

はやい段階で社員を中心とした事業展開を試みる機会が必要です。
また、長期戦になりますから焦らず着実に実行していくことが求
められます。

スピードばかりにとらわれていては物事は成就しません。
会社の成長は、今の時代でも20年、30年の単位でしょうか。
しかも、人材が起点となるということを忘れてはなりません。

逆をやっている企業を多くみてきました。