人間関係で決まる人事

今般の汚職の構造をみていると人間関係が大きく影響しているよ
に思えるのは、私だけでしょうか。
人間関係で決まる人事が悪いことではありません。
問題は、その人間関係の当事者の資質です。

オリンピックで起きた汚職における人間関係をみると、そもそも
問題がある人物が多いというのが、その本質でしょう。

企業においても人事に人間関係がかかわらない人事などほとんど
ないのではないでしょうか。
要は、人間関係ではなく、ひとりひとりの人間の生き方です。
公私をわきまえ、毅然と仕事ができるような人間であればよいだ
けです。

利権をむさぼるような人間関係には、そのようなタイプの人間が
集まるということです。

私たちの社会は自由に多くの選択が可能です。
人間を選択するのも自分自身です。
このような社会をどのように生きていくか、ということは簡単で
はありませんが、そこでも多くの学びと実行が必要になります。
だからこそ、人生は人間観をみる劇場だとすれば、これほど面白
い場所はありません。