大手企業の不正が続く時代か?

1990年以降、日本経済の衰退に伴い大手企業
も不正が多くなったように感じるのは、私だけ
でしょうか。
もちろん、内部通報者やマスコミなどの努力で
企業の不祥事が発見されることが多くなったこ
とも、大きな理由でしょう。
それにしても。。。

やはり経済環境がよくない中で利益を出すため
に極限までコスト削減に向かうと、現場担当者
は追い込まれて検査の不正をおこなってまで販
売を優先してしまうのでしょう。
一昨日、報道されたおとり広告もそうです。
どちらも、これまた経営管理不在といえます。

上場企業の経営者の在任期間平均は、どのくら
いなのでしょうか。
私は、けっこう長く会長やCEOをやっている
方を見ますが、その企業内部をみていると覇気
がなく、改革的なことはやりません。
上層部の人間ほどときが過ぎるのまっているだ
けです。
詳しく書けませんが、そしてある日、重要部署
の部長になっていました。
企業イメージと企業内部の乖離、特に正社員の
覇気のなさは深刻です。

どうもこの国の企業は、会長、CEO当たりが
長く居座っているためにガバナンスが効いてい
ない、あるいは経営が停滞しているのではない
か、と推測される企業もあるように思えます。
また、オーナー企業もガバナンスが効きにくい
のですが、サラーリマン会長やCEOもかなり
問題がある、と感じています。

残念ですが、まだ当分の間、経営が停滞する企
業もあるでしょうし、不正も続いていく、と考
えています。