苦手をもつことがよい理由

現在、私は経理の仕事をさせてもらっていますが、本来、経理は
一番苦手な分野です。それでもソニーという企業(社長ですが)
は、40過ぎの私に経理をやらせました。当然、私は呆然自失。
それでも経理をやらせてもらったおかげで、企業活動を経理的な
視点でみることができるようになりました。

苦手はよいことです。理由は、常に謙虚に仕事ができます。わか
らないことがあれば、顧問の会計士の方に学び、あるいは本を読
み知識を深めることができるからです。苦手は、考え方次第で自
身の成長の糧となります。

苦手ということは悪いことばかりではありません。営業が苦手で
したが、やってみることで市場をみる力や交渉力をつけることが
できました。なにより行動力がついたことが一番でしょうか。

なにごともリーダーシップか

今週の日曜日は町内会の全体掃除でした。
今年は班長をしているので普段追随型の私ですが、率先垂範するこ
とになります。
手際よくやっていたつもりでしたが、さらに上をいく班長がいまし
た。

声大きく、「終了します」と一言。
全員、掃除作業終了でした。

私も早く終わるほうですが、この方は相当なレベル、完全に仕切ら
れました。
リーダーシップは、どのような場面でもみることができます。
会社より普段の生活のほうがより如実に現れるのでしょうか。

今日は朝から集会所の掃除でしたが、私はトイレ掃除を担当します。
人が嫌がる仕事をやるのもリーダーシップのひとつと思っているか
らです。

人生、すべてがトレーニング。
会社を離れても人間関係や社会とのかかわりは切れません。
私のような人間嫌い、社会とのかかわり嫌いでも容赦なくやってき
ます。

どうせやるなら、自分が物事を動かそうというのが私流でしょうか。
なんでも楽しみながらやることで、案外、いろいろな学びができる
のかもわかりません。

町内会の掃除でもリーダーシップがある人は、やはり手際がよい、
と感心してみてました。
これも勉強。。。

まるで部活だった時代

私が人事や総務、経理といった管理部門の仕事をはじめたのは、ソ
ニー子会社時代です。
この会社は、ソニーの業務用機器のメンテナンスやシステム設計、
施工、管理などをおこなうために設立されました。

管理部門の仕事は、企業全体にかかわるものですから、現場の仕事
内容を理解する必要があります。
年齢は36歳でも新入社員にかわりはありません。
企業全体の仕事を知らなければ、管理部門の仕事はできません。
上司は、この会社の設立にかかわったメンバーの一人だったことは
幸運でした。
メンバー仲間に技術系の方がおり、上司と懇意でした。

私は、上司にくっいて仕事していましたから、いつの間にか、この
方と話ができるようになっていました。
ありがたいことに、この先輩は、この企業の技術系の仕事に精通し
ていましたから、毎日のように職場へ押しかけて技術系の仕事内容
の勉強をさせてもらっていました。

とうとうそれでも時間が足りず、その先輩の自宅、自宅といっても
単身赴任でしたから都内にあるアパートへ泊りがけで押しかけてい
ました。
この先輩も面倒見がよいので食事を作ってくれたりと、まるで学生
時代の部活でした。
当然、朝は先輩のアパートから出社です。
妻もあきれるくらいの合宿生活でした。

このように仕事を覚えるためには貪欲さが必要です。
また、私のようにしつこいタイプに、鷹揚につきあってくれる先輩
がいてはじめて新たな仕事に取り組むことができます。

転職のむずかしさは、どのように能力があっても、転職すれば別な
企業ですから仕事を一から覚えなければなりません。
私のように能力は低くとも、転職先に有能な上司や面倒見がよい先
輩いることで仕事の能力は開発されていきます。

その意味では、転職も運が必要でしょうか。
今もお付き合いがあるこの先輩の言葉、お前は頭悪いけど、頭が柔
らかい、と。。。