本人確認が多くなる社会

最近、いろいろなところで本人確認が求められ
ます。
結論から言えば、私は、すべて本人確認に応じ
ています。
自分自身がデジタル化された機能を積極的に利
用させてもらっているので当然の義務だと、考
えるからです。

これだけ世の中に不正行為がまん延してくれば、
人々の生活を守る意味からも必要でしょうか。
あまりこのような対策がとられない社会のほうが
よいのです。
他方、社会的責任が大きい企業ほど不正などによ
る被害も大きくなり、本人確認を積極的におこな
っています。

便利なるということは、その反面、そこに不正行
為などによる侵害が生じます。
世の中の進歩自体がこの繰り返しです。

それでもデジタル化による利便性や生産性向上は
間違いないところでしょう。
一方で人の顔が見えにくい社会は、信頼性が疑わ
れる社会でもあり、そこに本人確認の本質もあり
そうです。
このように書いている私にも、本人確認されたデ
ータがなんらかの理由で流失したり、あるいは、
今までより情報が社会の中に流失するのではない
か、という心配はあります。

現状でもあらゆる電話がかかってきますが、電話
番号はどこから流失しているのだろうか、と考え
ます。
迷惑メールも同様ですが。。。
夜中にぷっんと切れる固定電話にはまいります。
光電話ですが旧式タイプですから、この頃、寝る
前に室内回線をモデムからはずして寝ています。

それでも私はデジタル化に期待しています。
自分のリスクと社会のリスクを秤にかければ、公
益的なリスク回避に重きをおいています。
それが自分自身の仕事にプラスになると信じてい
るからです。