部下がいつまでも働く

ある企業に在籍しているとき、私は仕事がなければさっさと帰宅
しますが、部下が仕事をしている場合があります。
この場合、仕事の量が多いのか、いわば人員が足りないのか、あ
るいはシステムを導入して業務量を削減するか、を考えます。

それでも当面の残業は大丈夫か、私が手伝うか、あるいは他の社
員へサポートしてもらうかなどを部下に確認します。
他の社員が手伝ってくれるので私の手伝いは不要といわれました。
それでもできる限りはやく帰宅するように指示します。

明日できるものは明日にが原則。
仕事と残業の問題はなかなかむずかしいのですが、私は原則、可
能な限り部下をはやく帰宅させるほうです。
定型業務で残業してまで仕事すること自体に疑問をもっています。
残業が多い場合、なるべくシステム化する方向で検討するように
しています。

私は可及的すみやかな仕事がある場合を除いてできるだけはやく
帰宅します。
なにも仕事がないのに机の前にいることが耐え難いのです。
他方、創業経営者に気を使って遅くまでのこっている管理職を軽
蔑しています。
このようなタイプの管理職ほど仕事ができないことが多く、トラ
の威を借ることで社員を動かすことしかできません。

経営者とその下の管理職をみれば、だいたいその企業の体質はわ
かります。
このタイプの企業は、早めの撤収(自主退職)をおこないます。
時間の無駄になります。