ちょっと疑問をもって調べる

仕事をしていても、あるいはなにか商品を発注したときなど、疑
問をもつ事柄に出会います。
私は、そんなとき少し調べてみたり、当該箇所へ電話を入れて確
認してみたりします。
自分ですべてのことを理解して仕事をしているわけではありませ
んから、疑問=調べる、確認することにしています。

ある商品を先週注文していたのですが、昨日、注文承りました、
というメールが来ました。
遅い!
どんな会社だろう、と調べてみると、住所は有名なビル、ベンチ
ャー企業のようですが役員はそうそうたるメンバーがずらりと並
んでいました。
まるでホールディングスのような。。。
業績は???
株式公開を目標にしているようですが、受発注のシステムをみる
と現場がわかっていない、と私は感じました。

昔のベンチャー、2000年頃ですが、バリバリのIT職人系が多く
役員構成など、どこふく風状態だったでしょうか。
売上だぁ、とがむしゃら。
近頃のベンチャーは、身なりや体裁はよいが中身はあるの、と思っ
てしまいます。

むずかしいことですが、事業の拡大と企業構成とのバランスが必要
です。
受発注のシステムやなにをどのように販売するか、という点でも厳
しいですがありふれた企業です。
とても上場などできないでしょう。

ベンチャーほど、経営者は現場。
なにで抜きんでるかは現場しかわかりません。
抜きんでる要素を探すのが先ではと、思ってしまいました。

私は商品の到着などいつでもよいのですが、発注したら受注メール
くらい自動リプライで簡単にできると考えているので唖然としまし
た。
商売の基本ができていないと、次の発注はありません。

疑問をもって少し調べてみるだけでいろいろなことがわかってきま
す。
まさに生きた勉強でしょうか。