現金があるようでない?

「現金があるようでない」とは、なんだかなぞ
なぞのような話です。
企業によっては、期末の現金残高が多い場合が
あります。
もっとも、現金が金庫等に保管されていれば問
題ありません。
問題なのは、帳簿上に多額の現金残高があるの
に、実際はないという場合です。

大手企業では考えられないことですが、中小企
業ではしばしばあるようです。
大体、大手企業では、部門などの営業規模(社
員数)などで小口現金の残高を決めて管理して
います。
また、毎月抜き打ちで現金残高をチェックしま
すので、小口現金を担当している人は結構大変
です。
基本は、毎日現金残高を合わせておくことに尽
きます。

中小企業では、まず小口現金という概念がない
場合がおおそうですが、理由は、経営者が現金
を扱うことが多く管理していないということの
ようです。
このような場合、期末で現金が合わない、とい
うよりは合わせる意識がない。
経営自身も現金を自分のお金だ、と考えている
ようです。

いろいろ読んでみますと、このような経営者の
もとに税務調査が入ると、これまた大変そうで
す。
領収書がない、契約書がない、経営者本人への
貸付金になっていないなどありますが、場合に
よっては、経営者の賞与となるケースがあるよ
うです。

いずれにしても小口現金管理ができないのであ
れば、毎月の現金残高くらいは合わせておきた
いものです。
一度、痛い目にあわれた経営者は、その後、し
っかりと管理されているようですが。。。

大企業と中小企業の経理の違いには、現金残高
に限らず、しばしば驚かされます。

商品購入で疲れてしまう企業

楽天市場で購入した商品なのですが、まったく
使用した覚えがないクレジットカード(楽天カ
ード)で支払われていました。
商品を購入したのは間違いないのですが。。。
楽天カードへ問い合わせると、楽天市場で購入
すると一番新しいクレジットカードが(自動的
に)利用されます、との回答でした。

当然、契約でそうなっているのでしょうね、と
確認すると、そうです、と返答されました。
三木谷さんらしい商売です。
ぶっちゃけポイントとだけ使われても、という
ことでしょう。
法的に抜け目ない商売です。

私からすると安心して付き合うことができない
企業といわざるを得ません。
それでもポイント人参でお客様を誘い込み、私
も誘われたひとりですが。。。反省!

とにかく、この企業と付き合うと疲れます。
楽天モバイルしかり。
楽天市場は、年間5回から6回の利用ですが、さ
らに利用が減ることになるでしょう。

もっとも、私のようにこだわって利用している
消費者ばかりではないはずです。
これが三木谷さんの商売哲学でしょう。
私をAmazon、PayPayやPayPay銀行に向かわせ
るのは、楽天と取引すると三木谷さんの商売哲
学に疲れるからでしょうか。

そういえば、仕事に関係する領収書は、Amazo
nが多い気がします。
私自身、仕事で使用するものは、だいたいAma
zonか、LOHACOで購入しているでしょうか。

税理士の独占業務

私は税理士の資格をもっておりませんが、記帳
代行をやっております。
どうしてやれるか、と言えば、税理士の独占業
務以外の仕事になっているからです。
記帳代行は税理士業務には含まれていないため、
税理士資格のない者が行なっても税理士法違反
になりません。
記帳代行には、とくに税理士資格が必要ありま
せん。
また、税理士資格だけでなく、記帳代行に特別
な資格は必要ありません。

記帳とは、通帳や請求書、領収書の整理をおこ
ない、仕訳をおこなってお金の出入りや取引を
記録することです。
一般的にいう経理業務のことです。
記帳代行は、領収書、請求書(売上、仕入、経
費)、通帳コピーなどを預かり、その書類をも
とに、仕訳をおこなって毎月のお金の流れや取
引を記録し、試算表や経営上の問題点などを報
告するサービスです。
会社の経理業務を外注しているということにな
るのでしょうか。

それでは、税理士の独占業務とはどのようなも
のでしょうか。
税務代理
税務書類の作成
税務相談
そっけなく言えば、上記の三点です。

具体的に言えば、「税務代理」は、お客様を代
理して、確定申告、青色申告の申請など税務を
代行する業務です。
税理士は、e-Taxを利用して申告書を代理送信す
ることができますので、お客様の電子証明書(
マイナンバーカードなど)は不要になります。
その他、税務調査が入る際に立会いをしたり、
税務署の更正・決定に不服がある場合に代理人
として申立てをしたりすることができます。

「税務書類の作成」は、確定申告書、相続税申
告書、青色申告などの申告書を作成することが
できます。
税務署などに提出する税務書類を作成します。
独占業務である税務書類の作成を、有資格者以
外が業務としておこなうと処罰されます。
ただし、税理士法人などの従業員が、税理士の
指示のもとで行うことは問題ありません。
この場合、従業員が作成した税務書類の責任は
当該税理士にあります。

「税務相談」は、税金に関する相談を受け、助
言するサービスです。
この点は、記帳代行をやっていますと、税務に
関する相談を受けることがありますから、必ず
顧問税理士に相談して対応することになります。
財務など経営全般のアドバイスは、私でもでき
ますが、こと税務に関することは、独占業務で
すし、税法など詳細な情報が必要になりますの
で、顧問の税理士さんに相談したうえで、慎重
な対応が求められるところです。

小企業の消耗品勘定は少しやっかい

小企業の経理で一番困るのは、なんといっても
商品を購入したときの明細書(納品書など)が
、私のところに送られてこないことです。
毎月一覧表にしていただくのはありがたいので
すが、10万円以上の商品等も消耗品と記載され
ていることです。
これが混乱のもとになります。

ひとつは、数万円のものを複数購入して10万円
以上になっているかどうかです。
二つ目は、税法上の一括償却資産と少額減価償
却資産の混同でしょうか。

一括償却資産は、20万円未満の固定資産を単純
に3年で償却してよい制度です。
少額減価償却資産は、中小企業に特例で認めら
れ、30万円未満の固定資産を全額損金処理でき
る制度で、一事業年度300万円が限度です。
また、平成10年度までは、20万円未満であれば
消耗品として損金処理できました。

このように税制は、時代に応じて制度(税法)
が変わっていきますが、中小企業では、毎日税
制を確認しなながら仕事しているわけではあり
ません。
私とて同じです。

ですから、税理士さんに確認をする必要がでて
きます。
顧問税理士さんへ依頼するのは、このような税
制と実務の実態を調整する必要がでてくるから
です。
もちろん、納品書などの明細が必要になります。

消耗品勘定は、少々やっかいな勘定科目なので
す。

自分の確信が病気を完治させる

私は、2019年突然、脊柱管狭窄症を患いました。
最初、左足にしびれがきて座骨神経痛か、と考
えていましたが、痛みが引かないので近所の内
科で薬を処方してもらうと、すぐに痛みも消え
て安心していました。

それから三か月くらい経てからでしょうか、歩
行できないくらいの痛みに襲われ、すぐに近く
にある神経内科でMRIを撮ってもらいましたが、
画像から問題ないということでした。
やはり薬を服用し様子をみていましたが、段々
症状が悪化し、歩行がままならい状態となりま
した。

さすがに私も病気の状態が悪くなるので専門的
な書籍を2冊ほど購入してこの病気の内容把握
に努めました。
私の症状は、結構悪くなっているので専門医に
みてもらう必要があるとわかりました。

そこから専門医を探すことになりましたが、遠方
までいって治療するのは私の性格に合いませんの
で、近くにある日赤と大学病院の医者の経歴を調
べて2名の候補を選びました。

結果は、自宅近い日赤の専門医を訪ねましたが、
自分で想像していたタイプの方でした。
結論がはやい。
神経根ブロック注射をしましょう、とあっさりし
たものです。
それでダメなら手術もできるからと。。。

ブロック注射もその週におこないました。
私の想像どおり、無駄口がなく、判断がはやく、
技術が優れている医者でした。
そういえば、この方も「言霊」がありました。
おかげでブロック注射後、すぐに普通の生活に戻
れました。

自分の体。
どの医者を選ぶか、その医者を信頼してブロック
注射を任せることができるかどうかは、常に自分
自身の側にあると考えています。
だからこそ、徹底的に調べます。

後は、自分の中にある確信です。

言葉に宿る力

私は学生時代から長年便秘で悩んできましたが、
その都度、対処療法で逃げてきました。
なかには、痔がひどくなり大学病院へ通院した
りしていましたが、なんとか手術を逃げまわる
といった状況だったでしょうか。

今年の冬は、例年になく便秘がひどくなり、近
くの専門医を受診することにしましたが、その
病院を選んだのは、予約診療ができ待ち時間が
少なくてすむといった不謹慎なものです。

ところが、診察を終えてどのように対応するか、
先生が私のこれまでの治療状況についてよく話
を聞いてくれるのです。
そして、先生は、ある薬を最大服用量にするの
で必ずきちんと飲んでください、と声は大きく
ないのですが力強く(私には力強く聞こえたの
かもわかりませんが。。。)言われました。

先生の言葉、私の心にぐさっと刺さり、毎日き
ちんと服用すると、これまでにない快便になる
から驚きです。
もともと飲んでいた薬ですが、言葉の力を改め
て気づかされました。
なにも目新しい薬を処方してもらったわけでも
ありませんし、以前から服用していたどこにで
もある薬です。

昔から言い伝えにあるように、言葉には「言霊」
があり、発した言葉通りの結果が表れる力があ
、と考えられていたようです。
まさに、先生の言葉は言い伝え通りの結果でし
た。

とにかく不思議としか言いようがありません。

法人成りしたときの注意点

個人事業から法人へ転換したとき注意すべき点
があります。
個人事業時代のように、事業のお金と個人のお
金が併存していることに慣れてしまっていると、
法人(法人なり)へ転換したとき、同じような
感覚でお金の出し入れされている経営者をみる
ことがあります。

法人の前提は、個人から独立した存在です。
そのため、当然ですが、法人の財布と個人の財
布は分けて使わなければなりません。
預金口座は、法人名義になりますし、取引も法
人として行うことになります。

とくに、経営者本人のお金で会社の経費を支払
ったような場合、個人からみれば自分のお金で
会社経費を支払っていますから立替金となり、
法人からみれば、会社の経費分が個人に未払に
なっている状態です。

このようなケースで個人の銀行口座から会社経
費が支払われていたりすることが散見されます。
いくつかのやり方がありますが、しっかりと経
理をされているところでは、経営者の個人支払
分の経費明細を作成し、領収書を添付して管理
されています。
それをもとに、法人は経営者の個人負担分を未
払金として計上します。
また、私がみている範囲の企業ですと、大体、
法人用のクレジットカード(いわゆるコーポレ
ートカード)を作って経費精算されているとこ
ろが大半です。

法人成りしたとき、はじめから正しい経理処理
をしていれば、調査が入ってもきちんとした説
明ができますが、個人の口座から普通に法人の
経費が支払われているとなれば、問題となる場
合がでてくるでしょう。
また、このような経営をしているところに限っ
て、本来、経費計上できないようなものを計上
していたりします。

私は、このような経理処理をされている場合、
記帳代行をお断りすることにしています。
このような経営をされている方とは、論点がか
み合わないからです。
なにごとも、可能な限り最初から正しくおこな
っておくことが経営の第一歩です。

バランス感覚がよい経営者

私の仕事のなかでバランスがよい経営(法人)をさ
れている経営者さんがいます。
まず、きちんと整理された領収書、請求書などが届
くことです。
これができない企業と個人事業主さんは結構いるの
です。
これなら経営者さんがご自分で記帳できるのではな
いか、と思ってしまうくらいですから、私が試算表
を送付する以前に売上、経費、利益の大枠を掴んで
おられるはずです。
さらに、ITに詳しく、いろいろなやり取りはネット
を通してデジタル化して対応ができます。

おそらく、この経営者さんが会計専用ソフトを学べ
ば、すぐに経理処理ができるでしょう。
このようなタイプの経営者さんは経営数字にもバラ
ンス感覚のよさが現れます。
最初にみた交際費について、私は少し多いのではな
いか、と考えておりましたが、通期でみると売上に
対して一定の割合になっており、よく考えて使って
おられることがわかりました。
売上、経費、利益のバランスがよく、いうまでもな
く税金もしっかりと納付しておれます。
もちろん、無借金経営です。

私が仕訳などでミスをして電話を入れても、実にさ
っぱりとした対応をしていただくので、こちらが恐
縮するほどです。
私自身が、この経営者さんの経営を見習いたいと思
うくらいです。

現在、一人で仕事しておらる関係で受注額によって
は、外注さんを入れて仕事を回しています。
これからさらに受注額を上げていくか、現状維持で
経営していくかの分岐点に差し掛かっているように
感じます。

社員を雇用して、経営を次のステージへ上げていく
かどうか、コロナ化の今はむずかしい判断になるで
しょうが、この方の理にかなった経営はいずれ社員
雇用のステージにいくような気がします。

社員を雇用すると一人で経営してた時代と異なり、
それなりに経営に変化がでてきますから、ステージ
が変わる経営のかじ取り、いわば経営判断と実行力
が、改めて試されことになるでしょう。

おそらく経営には、ステージごとのバランス感覚が
強く求められるのではないか、と考えています。
この点を踏まえて、ステージごとに慎重に事業展開
を進めていくことが必要なのかもわかりません。

しかし、経営者になる人たちは、案外、このような
ステージの転換をあっという間にやってしまいます。
だからこそ、私とは違い真の経営者なるのだと、思
います。

領収書・請求書との格闘

私自身も確定申告(青色申告)をしていますので、
毎年、伝票との格闘でしょうか。
領収書や受取請求書などの書類は、すぐにたまっ
ていきます。
後でまとめてやろうと考えた瞬間、書類は分類さ
れることなく山になって集合しているものです。
山をみると、さらに高い山になる、という諺でも
できるかのようです。

昨年から私は、空いた時間を利用して領収書や受
取請求書を電子保管しています。
Amazonなどのネット購入による領収書は、フォ
ルダを作成して請求書データで保管し、管理して
ます。
請求書の発行には、今年から弥生会計のMisocaを
利用して電子化しています。

他方、仕事で使用する文具やちょっとした備品な
どを購入するたびに紙の領収書が増えます。
この点は、やよい青色申告オンライン版のスキャ
ンデータ取込を利用して電子保存しています。
このシステムのよいところは、スマホ用の専用ア
プリがあり、スマホのカメラを使って領収書など
をやよい青色申告オンライン版の専用ストレージ
へ簡単に保存できるところです。
しかも、やよい青色申告オンライン版では検索機
能がありますので検索も楽にできます。

私でさへ使えるのですから、若いひとなら、さら
に容易に利用できるでしょう。
このようにあらゆる会計ソフトが電子保存に対応
してきていますので、この機会をとらえてはやめ
に記帳を進め、1月、2月には、余裕をもって確
定申告に臨むことができます。

令和3年度の確定申告は、十分時間をとって仕訳
誤りの訂正や個人事業主にだけある家事按分
(生活費を経費にする)の作業に充てることがで
きました。
時間的な余裕がないと、家事按分に対する細かな
内容把握はなかなかむずかしいものがあります。

電子帳簿保存は、このような体制づくりには、大
きなチャンスになると思われます。
また、このようなことができるかどうかで、次の
ステージの展開も変わってくるのではないでしょ
うか。

企業をなんとなく成長させる経営者

私が在籍していた企業でそれほど大きくはありませ
んでしたが、その後、着実に成長している企業があ
ります。
この経営者、私はあることで尊敬しておりませんが、
私が想像していた以上に企業を成長させています。

私のような者の意見具申でもよく聞く方でした。
意見を取り入れてマネジメントバイアウトをしたり、
増資の提案をすれば、すぐに対応したりと、よく決
断し実行するタイプでした。

私が退社してからのことはまったくわかりませんが、
その後の様子をHPからみると、企業は間違いなく
成長しています。

私などがいなくなった後、入れ替わるように採用し
た人材の意見を取り入れていると、考えています。
それほどよく他人の意見に耳を傾ける方でした。
だからこそ、尊敬はできませんが、企業は成長して
いるのだと思います。

私が在籍した企業の中では、なかなかめずらしい経
営者だったと思います。
経営者のまわりにも良い人材が多かったように記憶
します。
おそらくですが、聞く耳をもたれる方には、よい人
が集うということでしょうか。
それでは、またいっしょに仕事をしたいか、と聞か
れれば、答えはNOなのですが。。。