現場で汗をかき、考えて、試行錯誤する

場で汗をかいて、考えて、試行錯誤を繰り返しできる人が少な
いように思うのは、私だけでしょうか。
とくに問題を起こす企業の経営層は、現場を経験したことがある
のか、と思ってしまいます。
あまりに稚拙なことの連続で。。。

また、現場を理解しているが、見て見ぬふりをする経営層もいそ
うです。
こちらは、前者よりさらにたちが悪い。
歴史ある企業に多いようにみえますが。。。
暗黙の了解???

いずれにしても、トヨタではありませんが、現場、現実、現物で
しょう。
トヨタの社長が、現場へ入り込むのは、現物をみて、現実の厳し
さを理解することが必要だからだ、と考えています。

それに比べると不祥事を起こす企業の経営層の顔がみえないのは、
理にかなっているのかもわかりません。
そのような企業を選択するかどうかは、私たち次第ですが。。。

日本企業は上げ底経営になっているのか

近年の企業不祥事は、かなり以前からおこなわれている場合があ
り、とくに製造業でしょうか、すでに経営環境が日本経済の問題
に直面していることを物語っているようです。

私は、度々書いてきましたが、製造業における工場火災や爆発事
故などは不作為の過失だとみています。
本来、プラントなどは定期的なメンテナンスが必要ですが、法定
点検以外の自社点検の大部分は可能な限り省略されてきていると
推測しています。
理由は、簡単にコストを下げれるからです。
昨日報道された日野自動車の排ガス不正データの国への提出は、
20年ほど続いていました。

企業経営が不正をしなければ成り立たない経営とは、まさに上げ
底経営ではないでしょうか。
日本企業は、すでにここまで落ちているのです。

東証改革においても東証の再編効果が見えず、期限なし「経過措
置」に企業の動きが遅いため、上場基準達成に期限設定を設定す
ると、メディアが報道しています。
甘えの構図そのものでしょう。

この国は、すでに世界と戦える土俵を喪失してしまっているのか
もわかりません。
政治の世界とて同様です。

過去の栄光にしがみつくだけでは、次の時代を切り開くことはで
きません。
むしろ、このような時代こそ原点回帰すべきチャンスです。
当たり前のことを当たり前にする。
そこから問題の本質をつかみ取ることこそ経営ではないでしょう
か。

営業の風景が不自然

学校をでて最初に入った企業の仕事は営業でした。
いやでしたが、他に選択肢がなく、採用された企業はここだけ、営
業をやるしかありませんでした。

それでもよい先輩たちや同僚がいてなんとか、営業職をこなしてい
たでしょうか。
それでも私には、この会社の営業の景色は不自然でした。
理由は、月末の押し込み営業です。
売上が不足すると、有力な代理店などに値引きをして大口の注文を
もらうのです。
この景色が私には不自然に映るのです。

まず、頭を下げて値引きしてまで売り上げを上げるのが営業か、と
いう幻滅です。
それから販売促進費の不自然さです。
実需にならないのに代理店へ値引きして、その後、どのように販売
するのか。

押し込んでもすぐに売れる商品ならいいのですが、商品自体が競争
力がなく、押し込んでもその先の販売は私がいた企業が担当するの
です。
当然ですが、さらに販売促進費が必要になったりします。

結論から言えば、この企業(合併)も代理店(倒産・廃業)もなく
なりました。
会計上、大きな問題があると、ソニー子会社へ転職して知ることに
なります。
会計が営業活動における重要なカウンターパートナーになります。

あなたが仕事をする企業の風景は大丈夫ですか。
あたりまえの日々にこそ、真実があるからです。

企業会計と税務会計

大手企業と中小企業における会計に関する違い
は、結論から言えば、大手は企業会計をベース
に会計処理をおこない、中小企業の多くは税務
会計です。

辞書などによれば、企業会計とは、主に営利企
業に対し適用される会計手続きの総称。
企業の事業活動を定量化した情報の提供、分析
を目的として実施される。
なお企業会計は、その目的により財務会計と管
理会計、税務会計に分けられる。
財務会計の目的は、企業外部の利害関係者に対
し、企業の財務状態などの情報提供を行うこと
である、となっています。
企業会計に関しては、国際会計基準もあり、複
雑化しています。

中小企業の場合は、税務会計中心に会計処理を
しているところがほとんどでしょうか。
税法に基づいて会計処理をしているということ
になります。

大企業や上場企業の場合、財務諸表は会社法や
金融商品取引法、国際会計基準などさまざまな
会計基準にしたがって作成されます。
一般的には、会計基準に準拠した形で作成され
る財務諸表をベースに、税法で要請される調整
を加え、税務申告用の所得を決定するプロセス
をとります。

中小企業の場合、一般的に最初から税法に準拠
した形で財務諸表が作成されます。
最初から税法ベースで作成されるケースが多い
ので、中小企業の財務諸表は税務申告のための
根拠資料という意味合いが強くなるようです。

他方、大手企業では、例えば固定資産や棚卸資
産の除却などに関して企業会計ベースで社内基
準を設けて会計処理をしています。
必ずしも税法基準ではありませんから、有税
(税金を納付する)で会計処理をする場合もあ
ります。

小企業や個人事業の場合は、このような会計処
理はしませんので、原則、固定資産など税法ど
おり原価償却することが大半でしょう。
税法上、税金を最小化する会計をしているとこ
ろが多いのではないでしょうか。

飲食業の回復

私が記帳している個人事業主さんで飲食業を営
んでいるお店では、昨年の経営状態では、これ
から先どうなるのかと心配していましたが、今
年4月に入ると、コロナ前の60%くらいまで回
復してきました。

このような経営をみるにつけ、これまで事業主
さんがやってきたことがみえるようです。
やはり、まじめにお店を運営してきたという信
頼でしょうか。
コロナが今のような状況であれば、あまり遠く
ない将来コロナ前まで回復することは間違いな
いでしょう。

この事業主さんは、支払関係が実にきちんとさ
れている方で、厳しい状況下でも家賃や仕入商
品の支払いを滞りなくおこなっていました。
おそらくお客様だけでなく、取引先からも信頼
を得て仕事をされているのだと思います。

売上の回復状況をみると、商売の原点は、なに
より信頼なのではないか、と私は考えています。
自分の範疇をくずさずコンスタントに事業を継
続されている姿に敬服します。

事業には成長も必要ですが、自分をわきまえて
コンスタントに事業をおこなっていくことも大
事なのかもわかりません。
むしろ個人事業主さんは、このような経営スタ
イルで確実に試練を乗り越えておられます。
また、平時には、しっかりと利益を出している
点でもひとりで事業をおこなう方は、ある規模
までと決めて事業を進めることが重要なのでは
ないか、と気づかされます。

事業主貸と事業主借(1/2)

私も個人事業主さんの記帳をはじめたころ、ま
ったく理解できませんでしたが、自分で青色申
告をやるようになって理解できるようになりま
した。
ただし、私は、事業用の銀行口座はもっていま
せんので、どちらかといえば、事業主借主体の
仕訳になります。

この科目は、そもそも事業の会計処理のために
使用するので、貸すのも借りるのも「事業用の
お金」が主体と考えれば理解しやすいと思いま
す。
簡単に「事業主に貸す」「事業主に借りる」と
考えてもよいでしょう。

なお、「貸」「借」と言っても、あくまでお金
の流れを示すだけで、実際に返済の必要がある
わけではありません。
最終的に確定申告の際に両者を相殺、その差額
を法人での資本金に当たる「元入金(もといれ
きん)」に振り替えて処理します。
この辺は、やよい青色申告では自動的に処理し
ますので、私もそれほど詳しいわけではありま
せん。

事業主貸は事業とは無関係の支出です。
まず事業主貸は、事業とは関係のない「支出」
があった時に使用します。
事業用のお金を事業主個人の生活費やプライベ
ートな出費に充てたときです。
例えば、(1)生活用品を事業用のクレジットカ
ードで支払ったとき、(2)生活費を事業用銀行
口座からお金を下ろしたとき、(3)事業主個人
が払う所得税や住民税、保険料などを事業用銀
行口座で振替納付したときなどです。

法人と違い、最初は戸惑うことが多かったですが、
仕訳に慣れてくれば法人の記帳よりもやさしいか
もわかりません。
私自身が、青色申告をおこなっていますので、よ
り記帳に慣れているからでしょうか。

青色申告のメリットは、(1)最高65万円の特別
控除、(2)赤字が3年繰り越せる、(3)専従者
への給与を経費にできる、(4)30万円未満なら
一括で経費にできる、(5)申請によって現金主
義で記帳が可能、(6)一括評価で貸倒引当金を
計上できるなどがあります。

上記は一般的なものですが、みなさんが知らない
メリットもあるようです。

デジタル化で不正がなくなる?

コロナ感染症の影響を受けてデジタル化推進が
叫ばれているところですが、さて、デジタル化
で不正などが少なくなるのでしょう
か。
現実は、そう簡単ではないでしょう。
結論からいえば 、デジタル化であれ、紙による
処理にしろ、手順を踏んだ内部けん制システム
と内部監査システムのふたつの機能が必要です。
それでもデジタル化は不可逆的な流れですから、
推進していくこになるでしょう。

では、どこで問題が発生するかといえば、人間
が介在する部分です。
人間は、悪いことをやろうと思えば、あらゆる
ことができるようで、私には考えられないこと
をいとも簡単におこないます。
それだけの執念があれば、まともなことにエネ
ルギーを使えばと、思うのは私だけではないで
しょう。

デジタル化でも二段階認証が当たり前になって
いるとおり、不正をけん制するシステムの構築
とそれにかかる時間や手間は、デジタル化の流
れに反するものですが、リスク管理上、増える
ことはあっても減ることはないでしょう。

ましてデジタル化の象徴のようなインターネッ
トバンキングを企業が利用する場合、中小企業
では、担当者任せでおこなっているところもあ
りました。
驚くような光景です。
他方、大手企業でも数多くの不正がおこなわれ
ていますが、日常的な内部けん制(スマホでい
えば二段階認証のようなものですが)をおこな
い、さらに第三者であつ内部監査を徹底するこ
とが重要です。

これでも不正は、おこなわれるでしょう。
しかし、日常的な内部けん制と抜き打ち的な内
部監査でかなり防ぐことが可能となります。
また、仮に防ぐごとができなくともはやい段階
で不正を発見することが可能となります。

大体、担当者や外部の取引先と結託される不正
はなかなか発見されにくくなります。
担当者の異動が必要なのは、このような不祥事
の芽を摘み取るためでもあります。
事業収益が上がらない現状では、どこまで投資
できるか、という経営判断が必要なのかもわか
りません。

いずれにしても人間とは、複雑な生き物であり、
今日ように人間関係ギスギスしている時代こそ、
人間の原点に立ち返った経営が必要ではないで
しょうか。

事業の成長とはかくあるべし

梅一輪は、私が日本酒を飲むようになったきっ
かけを作ってくれた酒蔵がです。
2011年暮れのある日、仕事で訪れたこの地で偶
然出会った蔵元でした。
出会ったついでに梅一輪の古酒を購入して帰宅
しました。
翌年のお正月に燗して飲んでみたところとても
飲み心地がよく、これが日本酒なのか、と思っ
てしまいました。

後で理解したことですが、私が知る遠い昔の日
本酒と違い純米酒として醸造されたものでした。
さらに、日本酒の勉強をしていく機会をもらっ
た日本酒です。

酒好きか、といえば、そうではないでしょう。
妻といっしょに飲んで、ちょうど一合弱が自分
にあっている量でしょうか。
食中酒として飲むだけですから、ゆっくりと食
事ができることが一番です。
お酒は、この余分な時間(ゆっくりした時間)
を人間につくってくれる友といったところです。

会話が、弾む。。。

2012年以降、多くの蔵の日本酒を飲んできまし
たが、この蔵のお酒は地元ということで、やは
り親しみがわいてきます。
近頃、また、梅一輪の純米酒で晩酌することが
多くなりました。

久しぶりにホームページをみると、あのダサい
梅一輪が大変化を遂げていました。
蔵見学も受け付けず、まじめにこつこつと酒造
りをやってこられた結果なのでしょう。
この地から全国、あるいは世界に羽ばたいてい
くのかもわかりません。
呑兵衛(一合程度では、のんべいに怒られそう
ですが)としては、大変うれしく思います。

おしゃれなホームページを制作しても中身がな
ければ、ただの箱。
要は中身です。
梅一輪は、実直な酒造りが、蔵元が減少する中
で、結実しているからこそ新たなホームページ
を立ち上げることができたのだ、と考えていま
す。

成長とは、かくあるべし、だと私は信じていま
す。

楽天で評価しているところ

私は、楽天の商売に批判的ですが、実は、評価
しているものがあります。

ひとつは、楽天カードです。
普通に利用していて、それなりにポイントがつ
いてくるからです。
改定(改悪と言われていますが)されましたが、
現金代わりに利用しますのでポイント還元率は
よいほうだと思います。

二つ目は、RPayに付帯しているSuicaです。
こちらは、楽天ポイントを簡単にSuicaにチャー
ジできます。
また、ポイントのほかRPayアプリで楽天カード
からチャージでき使い勝手がよいです。
Suicaとの連携は、しばしば鉄道などの交通機関
を利用しますから利便性が高いサービスだ、と
思います。

楽天カードの利用率は、私の仕事関係からみて
も高いです。
特に個人事業主の方の利用が高く、現金と同様
に利用されています。

他方、利用されていないサービスは、楽天モバ
イルでしょうか。
私も同じですが、安定した通話ができるかどう
かが鍵でしょうが、事業主は携帯電話料を経費
として計上しますので、なにも楽天である必要
がないのかもわかりません。
むしろ事業主は、業務で携帯を使うので通話は
非常に大事になります。

楽天グループの中には、よいサービスがあるの
ですから、もう一工夫が必要でしょうか。
それにしてもPayPayの進撃が激しすぎるようで
す。
この分野は、ほぼ雌雄を決してきているように
感じるのは、私だけでしょうか。

現金があるようでない?

「現金があるようでない」とは、なんだかなぞ
なぞのような話です。
企業によっては、期末の現金残高が多い場合が
あります。
もっとも、現金が金庫等に保管されていれば問
題ありません。
問題なのは、帳簿上に多額の現金残高があるの
に、実際はないという場合です。

大手企業では考えられないことですが、中小企
業ではしばしばあるようです。
大体、大手企業では、部門などの営業規模(社
員数)などで小口現金の残高を決めて管理して
います。
また、毎月抜き打ちで現金残高をチェックしま
すので、小口現金を担当している人は結構大変
です。
基本は、毎日現金残高を合わせておくことに尽
きます。

中小企業では、まず小口現金という概念がない
場合がおおそうですが、理由は、経営者が現金
を扱うことが多く管理していないということの
ようです。
このような場合、期末で現金が合わない、とい
うよりは合わせる意識がない。
経営自身も現金を自分のお金だ、と考えている
ようです。

いろいろ読んでみますと、このような経営者の
もとに税務調査が入ると、これまた大変そうで
す。
領収書がない、契約書がない、経営者本人への
貸付金になっていないなどありますが、場合に
よっては、経営者の賞与となるケースがあるよ
うです。

いずれにしても小口現金管理ができないのであ
れば、毎月の現金残高くらいは合わせておきた
いものです。
一度、痛い目にあわれた経営者は、その後、し
っかりと管理されているようですが。。。

大企業と中小企業の経理の違いには、現金残高
に限らず、しばしば驚かされます。