私が経験した範囲や今日の状況をみれば、コーポレートガバナン
スは有効に機能していない、と考えています。
理由は、経営者に、そもそもその決意がないからです。
いわゆる形式的なもの程度に考えているのでしょう。
しかし、国力が落ちてきているこれからは、形式的なガバナンス
ではなく、独自性あるガバナンスを検討する必要がありそうです。
なぜか、経営を優位に進めていくためです。
方法はいくらでもあります。
ないのは、危機感なくなにも考えない経営者の存在だけでしょう
か。
東証が考えるガバナンスなど、多くの企業ではまともにやるこな
ど考えていなでしょう。
やらない横並びといったところです。
競争優位を構築するなら、自分の頭で考え、独自性あるガバナン
スの仕組みを構築することです。
それこそが、他社を凌駕し競争優位にする源でしょう。
だからこそ、経営に集中し、自社の競争優位を確保できるのです。
むずかしくありません。
少し考えるだけでしょうか。