役所からの電話はちょっと油断する

電話を使った詐欺はメディアなどでしばしば報
道されますが、私のところでも、この4月、役
所を名乗った電話が3回ほどありました。
役所からだと、私のような無礼者でもいきなり
電話を切ったりしません。
そこが悪い連中のしたたかなところでしょうか。
しかも、実際にありそうな内容なのです。

これには私も振り回されました。
それでも、話をよく聞いていると携帯の電話番
号を教えてくださいなど、私はなにかひっかか
るものがあるので、教えられません、と答えて
おきました。
また、そちらに電話しますので電話番号を教え
てください、というと、たちまち電話が切れま
した。

折り返し電話します、という手順は会社勤めを
していたときに学んでいたことです。
企業というところも、悪い連中の標的になるら
しく、あらゆる電話があります。
また、いかがわしい連中が直接訪問してきます。
こういった連中を排除するために警察や弁護士
などと連携を取りながら対応していきます。

役所に弱い日本人、私も同じですが、つい話を
聞いてしまいます。
そこが悪い連中のねらい目なのでしょう。
警察署や市役所などを語った怪しい相手先には、
折り返し電話するのでと言えば、たいてい化け
の皮がはがれます。
それでも、さらに2回電話してきますから、悪
い連中も根性が座っています。

このような連中には、こちらも相応の備えをし
て対応しなければなりません。
ネット空間だけでなく、現実社会もやっかいな
ことが多くなり、暮らしにくいと思うのは私だ
けでしょうか。