私は出世が面倒だ、と感じるタイプです。
その根源的理由になるものは、小学生時代にみた景色でしょうか。
成績がクラス最下位の私からみると、勉強ができる子は先生に褒
められ、クラスのみんなから注目される存在でした。
私はというと勉強はしないし、褒められることもありません。
その分、自分の時間と空間がもてたようです。
もっとも、時間も空間も遊びばかりなのですが。。。
中学時代も2年生までは、同じようなものだったでしょうか。
中学3年のとき成績があがって先生に褒められるようになりまし
たが、どこか冷めていました。
勉強の成績があがったのは友人のアドバイスのおかげであり、私
自身は遊びの延長のようなものでした。
問題が解けて面白いと、ゲームのようなものでしょうか。
このような経験は、企業へ入社すれば、常に冷めた目でまわりを
みることができました。
営業成績は、中位で目立ったことはしません。
ただ、仕事(営業)が面白くなってしまい企業にある全製品、ほ
とんど売れない製品まで販売したことから上司に褒められました
が、これも遊びの延長。
小学生時代の成績上位者や企業へ入社して営業成績がよかった人
たちが、その後、順調だったかといえば、残念ながらすくなから
ずそうではありませんでした。
私にとって会社における出世は、仕事のための出世、いわゆる会
社機能を構築するための昇進なので機能構築が終われば、さっさ
と辞めていくタイプです。
私にとっての出世とは、その時々で選択した企業における機能構
築のための手段でしかありません。
私は、幼いころに学んだことを大人になってもやっているだけか
もわかりません。
成長していないとも言えますが。。。