納税は自宅で

電子決済(キャッシュレス決済)のおかげで納税などの支払いが、
PayPayなどで簡単にできるようになりました。
私が住む市では、固定資産税や健康保険料などをPayPayで決済
できます。

とにかく現金を持ち歩きたくない、外に行きたくない私のような
タイプにはピッタリです。
もっとも、これまで妻が現金で支払っていましたから、私の預金
は減少することになりますが。。。

コンビニや郵便局にいくのさへ面倒だと思うタイプですから、す
ぐに電子決済を利用します。
それでもまだ現金支払いがあるものです。
私がいく床屋、病院でしょうか。
動物病院ですら電子決済が利用できる時代です。

私のようなめんどくさがりが喜ぶ時代が到来しました。
PayPay、スイカ、クレジットカードがあれば便利に生活できま
す。
ポイント云々より、なんといっても利便性でしょうか。。。

管理だけは、きちんとしておかないと、支払いが一時的に膨らむ
場合があります。
税金の支払いは変則的ですから、忘れたり、一時的に支払い額が
多くなったりと、少々面倒ですが、自宅で決済できるのがなによ
りです。

利便性はよいのですが、セキュリティは可能な限り対策を講じて
おく必要があります。
肝は、めんどくさがりほど、セキュリティはしっかりとやってお
くことでしょう。

セキュリティなき利便性は、警察機能なき社会を歩いているよう
なものでしょうか。。。

経営者の資質

私が経営者の資質など語れませんので、本日は、稲盛さんの言葉
をお借りします。

週刊現代
【抜粋】
今の日本企業は才覚のある人をリーダーとして重用します。私は
リーダーを選ぶとき、能力ではなく人間性や人格で選びます。能
力に多少の問題があっても人格のある人は努力をして成長する。
そういう人をリーダーに選んでこなかったことが、問題を引き起
こしているのではないか。

経営者は「儲けたい」「会社を大きくしたい」という我欲を起点
にしがちです。しかし、本来は「人間として何が正しいか」を起
点に置くべきです。自分の会社に都合がいいことばかりを選ぶの
ではなく、たとえ会社に不利であっても人間として正しい道を選
ぶ。

会社に聖人や君子がいれば、その人をリーダーにすればいい。し
かし、なかなかそんな立派な人は見つかりません。そこで多くの
会社では小人をリーダーにしてしまう。これが危ないのです。才
があっても人間性のない人は己の栄達のために会社を危うい方向
に持って行く恐れがある。長い目で見れば、小人よりは愚人のほ
うが成長します。
以上、稲盛さんの言葉

昔は、京セラも狂セラといわれていたようですが、人間は変わっ
ていくことができます。
どのような企業でも狂人的な人はいるようです。
私はあまり経験がありませんが、企業の成長とともに、経営者が
どのように変化するかが重要なポイントなのでしょう。

京セラは、稲盛さん亡き後も好業績を出していくようです。。。
お見事。

強烈な創業経営者

日本電産の永守さん、ソフトバンクの孫さん、ユニクロの柳井さ
んなどの強烈、猛烈型経営者は、後継者はできないと、私は考え
ています。
どのような経営者を連れてきても、所詮、サラリーマン経営者だ
からです。
創業期の経営次元が違いすぎます。

私が考える経営とは、普通の人間たちで普通以上の成果を出すた
めの仕組み、すなわち経営管理だと、考えています。
だからこそ、経営管理の仕組みを多くの従業員が体得する必要が
あります。

ソニーの創業者は、猛烈、強烈型でなく技術集中型と経営管理型
といえそうです。
もっとも、トップの下には強烈、猛烈タイプの部下がいたようで
すが。。。
ナンバー2には、このようなタイプが必要なのかもわかりません。
話を聞いただけで私はついていけないと思いました。
強烈の一言。

日本電産、ソフトバンク、ユニクロは、創業者がいなくなったと
き、どのように変化するかをみておく必要があるでしょう。
このタイプは、衰退する場合、現状を維持できる場合と二つのタ
イプにわかれそうな気がします。

退任する関さんも、孫さんが連れてきた役員を退任させたときの
ように相応な退職報酬を出してあげるようであればよいのですが、
無能のように放り出されただけでは浮かばれません。

この手のタイプの経営者と仕事をするには、かなりの覚悟がいる
のでしょうか。
私では、日本電産の社員も務まらいでしょう。

よい企業はあるのか

結論から言えばないでしょう。
どのようにすばらいしい企業といわれているところでも企業を運
営するのは人です。
経営者がすばらしい人でも、役員や従業員がすべてすばらしいわ
けではありません。
反対に、経営者はあまりよろしくない人でも、そこで働く人たち
はすばらしいという場合が、少なからずあるでしょう。

企業で働くということは、人が企業活動を支えているということ
です。
先ず、その前提に立っておくことが必要でしょうか。
私も世間では非常に評判がよい企業で働きましたが、中身は、や
はり人間次第というほかありません。
世間で評判が悪い会社は、まさに評判どうりでした。

かりに世間で評判がよい企業へ入社したとしても過大な期待をも
たないことです。
とにかく自ら学ぶことが基本でしょうか。
しかも、学びは、自分の視点をもって広く学ぶべきではないか、
と考えています。

昨日、あるテレビ番組に広津留すみれさんの母親が出演されてい
ましたが、固定観念がこれほどない人をはじめてみたような気が
します。
だからこそ、地方の公立高校からハーバード大学へ進学させるこ
とができるのだと思います。

広津留さんの母親に比べれば、比較するのも恐れ多いですが、私
などは固定観念の塊です。
感服。。。

季節を先取り

今年もおせちの季節がはじまったようです。
まだ、8月30日というのに新聞広告ではじめて目にしましたが、
その後、テレビのニュースでは百貨店のおせち商戦を紹介して
いました。
真夏ですが。。。
季節がぶっ飛び涼しく感じれるのが不思議です。

おせちも競争が激しい分野でしょうか。
日本人の一大イベントだということがよくわかります。
わが家も早速注文してしまいましたが縁起物という程度です。
いつもは暮れにバタバタと注文してましたが、どうせ購入する
なら早割でといったところです。

まだ、残暑や台風の接近と夏そのものですが、どうやらわが家
の芝生は、今年は少しはやめに手じまいをはじめたようです。
芝生のほうが、おせちの季節を感じ取っているのかもわかりま
せん。
庭の雑草の茂みから秋の虫たちの声も聞こえてくるようになり
ました。
私が感じる以上に、季節は確実に進んでいるようです。

これから屋根や雨どいの修繕と、災害の季節を前に、やらなけ
ればならいことがあります。
災害が少なく、よいお正月を迎えたいものです。
もっとも、運しだいではありますが。。。

秋も災害が多くなる季節

秋も災害が多くなる季節でしょうか。
わが家では、雪の被害が一番多いという地域的特徴があるようで
す。
関東エリアの平地のなかでは比較的積雪量が多いようで、工事業
者さんからこの地域の修理依頼が結構ある、と聞きました。

その他、台風ですが、2019年台風15号で棟板金が吹き飛ぶとい
う被害がでました。
当然、保険を利用して修理しましたが、今年はじめの積雪被害は、
台風15号の被害として認定され追加費用しか保険金(共済金)が
おりませんでした。
しかも、これまでの現地調査と違い書面鑑定に簡略された被害認
定でした。

こくみん共済を利用していたのですが、なぜ台風15号の被害にな
るのかと確認しましたが、明確な回答はありませんでした。
これでは十分なリスク管理ができないと判断した私は、すぐにこ
くみん共済を解約し、大手損害保険会社へ火災保険契約を変更し
ました。

保険を掛ける意味は、被害時の修理等が高額になるからです。
被害認定や損害額確定が、恣意的なルール変更や判断で決定され
てはたまりません。
自動車保険もこれまでネット保険を利用していましたが、事故時
の対応等を含めて、同時に大手損害保険会社へ変更しました。

金額は若干高くなりますが、被害時の対応等を考えると、今回の
教訓で十分だと、考えています。

こくみん共済がこれまでと違う不自然な運用をするのは、ガバナ
ンスが効いていないのかもわかりませんが。。。

ガバナンスが効かないわけ

結論は、人間がおこなうことだからです。
この問題は、究極のむずかしさがあります。
どれが正しく、どれが悪いことなのかという基準が必要だからで
す。

人間が体得しなければならないことですが、基準がない時代、あ
るいはロールモデルがない時代は、そう簡単に体得できません。
教育(広義の意味で)が必要ですが、戦後は、戦前おこなった日
本人の行為を全否定からスタートしています。
簡単に人の思想信条に立ち入ることができない社会体制でしょう
か。

そのような中で多くの人たちが生活してきた社会は、根無し草的
社会とでもいえそうです。
企業や政治をリードする人たちからして軸がないのですから、国
民に軸をもてといって無理ではないでしょうか。
ロールモデルがないというのが、日本人の実態かもわかりません。

戦前のおこないから脱却できなまま経済だけでやり繰りしてきた
つけがまわってきた。
徐々に国力は衰退していくしかない状態のようにみえるのは、私
だけでしょうか。
国力の衰退の原因は、長い時間軸でみれば、戦後から続いてきた
思想がない、哲学がないという日本人自身の問題といえそうです。

リーダーが先憂後楽ではなく、先楽後憂では、日本人が変われる
わけがありません。

ガバナンスが機能しない企業群

毎日、大手企業等の不正行為を聞かない日がないくらい頻繁にな
りました。
いわゆるガバナンスといえば、上場企業と思いがちですが、中小
企業や未上場企業でも同様にガバナンスは必要です。

中小企業は、鶴の一声でしょうか。
あらゆる不正が報道されますが、氷山の一角でしょう。
中小企業の場合、だいたい社長=ガバナンスですから、不正をお
こなうベースは簡単です。

他方、未上場企業の場合、規模が大きくてもガバナンスが効いて
いない企業があります。
しかも、不正というよりは、運用の中でうまく処理してしまうと
いうやり方でしょうか。
なかなか対応がむずかしいものです。
企業側は、一見すると法的責任を回避させる仕組みを作っており、
一消費者では容易に対応できないでしょう。
昨日、報道された島津製作所の不正なども、島津は上場企業です
が、同様な対応でしょう。

社会には、当たり前のように見えるものでも、よく調べてみると
不自然な社会システムになっているケースがあります。
まだまだ、この国自体のガバナンスが効いていないのかもわかり
ません。

電力自由化という名の疑似競争

電力自由化が叫ばれて、はやくも20年を過ぎようとしています。
私が新電力と契約しなかったのは、電力などの社会インフラを支
える事業は競争になじまないと、考えていたからです。
さらに東日本大震災における東京電力福島第一原子力発電所の事
故があり、利用していた者としてはその責任の一端を担うべきだ
ということからです。

電力小売りの自由化は、大手電力会社が地域ごとに独占していた
電力業界へ新規参入を促そうと、2000年以降、段階的に実施
されました。
報道によれば、新電力会社は昨年4月時点で約700社あったよ
うですが、ウクライナ戦争により、液化天然ガスなどの価格が急
上昇し、電力販売は売れば売るほど赤字となり新電力の撤退が増
加しています。
オーストラリアでも自国の供給を優先し、輸出を停止する動きが
あるようです。
わが国のエネルギーや食糧供給は、ウクライナ戦争が終結しても
なお大きな課題として残っていくでしょう。

私は、電力やガスなどの自由化には懐疑的でしたが、資源をもた
ないわが国のような場合、有事にこのようなことが起きることは、
予想できたことです。

人間とは、常に自分を中心に物事がうまくまわるという幻想をも
っている生き物ようです。
また、うまくいっているときに、危機に対する対策が打てない生
き物でもあります。
エネルギー政策にかぎりませんが。。。

電力に限らず穀物や食肉など、多くは海外に依存しているわが国
は、相当な覚悟で国の作り変えをおこなう必要がでてきたようで
す。
改めて、国家100年の計が必要な時代なのかもわかりません。

危機とは、危険と機会と、ある本に書いてありましたが、まさに
時代の転換点にいるのでしょうか。

動物のおかげで心穏やかに生活ができる

わが家では、1997年から犬がいる生活が続いていますが、犬の
おかげで穏やかな生活ができているのかもわかりません。
犬に対する会話は、やさしさや穏やかさがいっぱい詰まった言葉
にあふれています。
いわゆる愛語です。

仏教では、和顔愛語は、「和顔」はやわらかな顔、「愛語」はや
さしい言葉。つまり、文字通り、笑顔で愛情のこもった言葉で話
すことだそうです。

犬に限らず動物たちのしぐさは、人を穏やかにしてくれるようで、
わが家の息子たちや私たち夫婦も犬にお世話されて生きてきたよ
うなものでしょうか。

朝、起きた時から犬のしぐさに癒されて笑顔で一日がスタートで
きます。
一日中、いつも元気遊びまわっていますが、その姿こそ、菩薩の
ようでもあります。
犬をお世話しているようで、その本質は、どうも犬にお世話にな
っているようです。