なぜ、独自SSLを利用するのか

私は、このサイトに独自SSLを採用して運用し
ています。
もちろん費用がかかりますが、万が一サイト
への不正アクセスがあったりして、サイト情
報を変更されたりするからです。
多くはありませんが、アクセスしてくれる人
たちがいますから、セキュリティ対策は慎重
になります。

自分のサイトから可能な範囲で問題がでない
ように対策しています。
今、簡単にサイトが作れますが、作った以上、
そこに責任を伴うのが社会という仕組みです。

nsaccountstafは、Secure Core社の毎日セキュ
リティ診断をしてくれるタイプのSSLを利用し
ています。
当サイトは、独自SSLですが、セキュリティ
診断機能がないタイプです。

独自SSLだけで完全なセキュリティ対策がで
きるわけではありません。
サイトを利用される方たちのほうでも、スマ
ホやパソコンにセキュリティ対策ソフトを導
入しておかれることをお勧めします。

中小企業や個人事業主が優遇される

大手企業や上場を目指す企業勤めが長かった私
は、中小企業や個人事業主に関する税知識が必
要になります。
特に中小企業や個人事業主が税制で優遇される
ケースが結構あるので、その知識を吸収するだ
けでも大変です。
多くは、顧問の税理士さんに教えていただくこ
とになります。

なかでも固定資産は、消耗品として購入してい
ることが多く、大手企業などとはかなり違った
ルールになっています。
大手企業などの場合、10万円超える備品等を購
入すれば、固定資産として計上しなければなり
ません。
しかも、固定資産台帳を作成して、各資産に固
定資産番号を貼り、年2回実地棚卸をおこない
ます。
この手間だけでも総務部門や関連部門は大変な
作業になります。

中小企業の場合、10万円を超え30万円未満の備
品などを購入した場合、年間300万円を限度に取
得価額の全額を損金算入(即時償却)すること
ができる特例が設けられています。
もっとも、少額減価償却資産の特例措置ですか
ら適用される期間があります。

それでも中小企業や個人事業主には手厚い優遇
策で、大手企業などからみれば厚遇されている
と思います。
このような優遇政策は、税制で決まりますから、
私は、常に顧問の税理士さんと連携しながら記
帳していくことになります。

私自身も個人事業主ですから、この制度を大い
に利用させてもらっています。

世間の評判

私の人生はと聞かれれば、答えは失敗が多いで
しょうか。
今日は、アジサイをテーマに書いていましたが、
写真の編集時にテキストデータを削除してしま
い、また、このテーマで書き直しています。
そういえば、私は、この手の失敗をよくするの
です。

私は、直観的に文書を書くほうなので下書きが
ありません。
削除されると簡単に文書がでてきません。

私は世の中の評判など気にならないタイプです。
自分の好きなようにやってきました。
営業時代には、1か月間の長期休暇を取得したり、
自分でやりたいことがあれば、どんどん会社に
提案して実現しました。
ここに書けないようなこともやらかしました。

自分が決めた目標に向かっていけば、世の中の
評価を気にするよりは自分を信じてやったほう
が、失敗は多いですが、失敗したとしても自分
の中に充実感が残ります。
世の中の人たちからは、ばかな奴といわれてい
るでしょうが、バカなことをした人にしかわか
らない世界があります。
また、たまに私と同じようなバカな人がいるか
ら、この世界はおもしろい。

人はそれぞれ違います。
だからこそ、世の中の評判など気にせず自分の
やりたいことをやっていくほうがいいのです。
世間の風当たりや会社の中の風当たり、家庭か
らの風当たりは、相当なものですが。。。
もっとも、私のようなタイプは成功の確率も限
りなく低いので、安易に乗らないようにしてく
ださい。
サーカス的人生になります。

やりたいような人は、まず会社の中でやんちゃ
してみることからはじめましょう。
会社の度量がわかるかも?
ちなみに辞書によれば「度量」とは、他人の言
行を受け入れる、心の広さ、とあります。

なぜ、ストレスに弱い私がソニーでうまくやれたのか

昨日書いたように、私は組織のストレスに弱い
タイプです。
では、そんなストレスに弱い私がソニーでは、
なぜ、うまくやれたのでしょうか。

理由は、いくつかあります。
私にとって一番の理由は、適法経営でしょうか。
違法なことをやるような経営者や管理職がいな
いということです。
もっとも、人間は完全ではありませんから、非
常に少ないということです。
このことの前提には、業務監査(抜き打ち)、
会計監査(抜き打ち)といった内部監査制度が
仕組みとして機能しているからです。
詳細は別な機会にさせていただきますが、この
ような適法経営が確立しているので、私がもっ
ている組織に対するストレスが大幅に軽減され
ます。
私が、経営者や管理職の姿勢を心配する必要な
どないからです。
問題があれば、個々に指摘することも可能です。

二つ目は、個人の意思を尊重した経営スタイル
です。
簡単に書けば、部や課の事業計画の策定責任が、
各管理職にあり、個人の自由度が高い経営スタ
イルになっています。
当然、このような経営スタイルは、トップダウ
ンで指示されるわけではありませんから、個人
の能力があからさまにもなります。
その意味では、ストレスが増大する人もいたで
しょうが、降格人事と敗者復活もあるので組織
に対するストレスではなく、仕事に対するスト
レスになるかもわかりません。
仕事のストレスは、どのような企業でもあるこ
とではないでしょうか。
私は、仕事に対するストレスは弱くはないでし
ょう。

三番目は、このような自由度が高い経営スタイ
ルは、企業内における個人間の仕事に対する姿
勢を高め、さらに異なる部や課との間の非公式
なコミュニケーションによる政策立案能力が高
まり、チームとして一体感をもった仕事ができ
るようになります。

これだけではありませんが、ソニーにおける仕
事で組織的ストレスがたまらず、むしろフロー
現象
の中で仕事ができたことが、今日の私を作
ってくれたと感謝しています。

このような仕事環境が沢山生まれることを願う
ばかりです。

組織のストレスに弱い

昔から私は、ひとりで行動することも多く、大
勢の人たちとうまくやっていけるほうではなか
ったような気がします。
どういうわけか、私は、自分の心の中で人の動
きなどが、不思議なくらいによくみえるようで
した。
その影響か、自分の心の中に世の中をみる軸が
自然とできあがったようです。

会社へ入ると、この傾向は益々強まり社会と会
社(自分が所属する組織)、そして自分の行動
を、自分の心の中でいろいろと判断しながらす
るようになりました。
このような自分の尺度を使いながら、組織が正
しくない方向へいこうとすると、私にはストレ
スとなって帰ってきます。

私は自分の軸に忠実に行動しますから、自分の
中のストレスが増大し耐えきれなくなると、企
業を退職するようにしていました。
もっとも、私は経営者へも相応の主張をします
ので、私が自分を解放する前に、首だといわる
こともありました。

それでも組織的なストレスに弱いので、首の方
が、妻にも申し開きができ自分の中にあるスト
レスから解放されて、とてもハッピーだったよ
うに思います。
家庭人としては落第ですが、もがきながら、次
の仕事を探したものです。

人は、ひとりひとり違います。

自分にあった人生をどのように生きるかは、最
終的には、自分にしかわかりません。
厳しいようですが、それが人生ではないでしょ
うか。

近所のランチ

私は出歩くことが嫌いですし、食べ物にこだわ
りがないタイプです。
お昼など外で食べることがほとんどありません。
もっとも、夜もですが。。。

わが家は、こんなわけで食費がかからない家庭
です。
妻が作ってくれたものはなんでもおいしいとい
って食べるので、妻も私の面倒をみるのは楽で
しょうか。
掃除や庭木の剪定、植栽もほとんど私がやりま
す。
手間がかからないお得な男です。

先日、GoToEatが残っていたので地域新聞に掲
載されていた中華料理店へランチにいきました。
知りませんでしたが、本場の中国料理だけあっ
て日本で同じ名の料理はありますが、同じもの
かというくらい違いがありました。
美味しいし、ボリューム満点、しかも安い。
これだけの料理が食べれるのら、たまに外で食
べるのも悪くない、と思います。

妻の実家がある中目黒周辺でも、近くで食べた
ことはほとんどありません。
息子たちと合流するときくらいですか。
義母も外食が嫌いですから、私同様、家派です。

でも、先日の体験で美味しいと本当に思える料
理店があるので、食べ歩きもよいのでは、と思
えるようになりました。
それでも、なにかの紹介記事をみていくのは嫌
いなので、ぶらりと歩いて偶然みつけた店に入
るのが好きでしょうか。

ぶらり派は、当たりはずれも自分の責任だから
いいのです。

大手企業の不正が続く時代か?

1990年以降、日本経済の衰退に伴い大手企業
も不正が多くなったように感じるのは、私だけ
でしょうか。
もちろん、内部通報者やマスコミなどの努力で
企業の不祥事が発見されることが多くなったこ
とも、大きな理由でしょう。
それにしても。。。

やはり経済環境がよくない中で利益を出すため
に極限までコスト削減に向かうと、現場担当者
は追い込まれて検査の不正をおこなってまで販
売を優先してしまうのでしょう。
一昨日、報道されたおとり広告もそうです。
どちらも、これまた経営管理不在といえます。

上場企業の経営者の在任期間平均は、どのくら
いなのでしょうか。
私は、けっこう長く会長やCEOをやっている
方を見ますが、その企業内部をみていると覇気
がなく、改革的なことはやりません。
上層部の人間ほどときが過ぎるのまっているだ
けです。
詳しく書けませんが、そしてある日、重要部署
の部長になっていました。
企業イメージと企業内部の乖離、特に正社員の
覇気のなさは深刻です。

どうもこの国の企業は、会長、CEO当たりが
長く居座っているためにガバナンスが効いてい
ない、あるいは経営が停滞しているのではない
か、と推測される企業もあるように思えます。
また、オーナー企業もガバナンスが効きにくい
のですが、サラーリマン会長やCEOもかなり
問題がある、と感じています。

残念ですが、まだ当分の間、経営が停滞する企
業もあるでしょうし、不正も続いていく、と考
えています。

なぜ、横領事件は立件まで時間がかかるのか

私が担当した横領事件ですが、入社したときに
横領した部長は逃げて2年ほどたっていたでし
ょうか。
すでに警察へ告訴していましたが、まったく事
件への対応ができていませんでした。
のちにわかったことですが、警察が事件を受理
しておらず捜査は進んでいませんでした。
顧問弁護士が担当していたようですが、このあ
たりの経過は私には理解できません。
再度、告訴状を出し事件として受理してもらい
ました。

担当してもらった刑事さんも非常によい人でし
た。
私は、経営者に告訴の取り下げはしないかどう
かの確認をとり、取り下げはないというので、
はじめて捜査のための資料収集をはじめました。
会社側では、偽製番へ投入した部品(半導体)
購入の事実は伝票等で十分そろいました。
この手の事件の問題は、横領した当事者が会社
から部品を盗み出し、換金するために持ち込む
買取店の確認、さらに買取店で得た現金が横領
当事者の預金口座などへ入金されているという
事実があるかどうかのようです。

結論から言えば、換金された現金が、当日、あ
るいは近い日に横領者が開設した銀行口座へ入
金された事実がでてきませんでした。
暗礁に乗り上げました。

日本の警察は本当に優秀です。
会社で把握できない事実関係を克明に捜査して
おられました。
さらに、捜査を進めていくうちに、ある買取店
で500万円の小切手が振り出され、横領者の銀
行口座へ持ち込まれていました。
事件が立証できた瞬間です。
捜査着手からすでに2年近くが経過したでしょ
うか。
その後、立件され、横領者は初犯でしたが犯罪
事実と逃亡など悪質だとして実刑が確定しまし
た。

このように書くと簡単ですが、横領や詐欺など
の事件は、事実関係がつながらなくては立証で
きません。
詐欺をやる連中は、悪い意味で有能です。
このような事実関係が発覚しない仕組みを作っ
ておこなっていますので、まず詐欺にひっかか
らないようにすることです。
警察が全力でやってくれても、立証できる事実
がなければ、立件できません。
まして立件できたとしても騙されたお金が返っ
てくることも少ないでしょう。

企業であれ、個人であれ、捜査に使われる費用
はすべて税金です。
このことを考えれば、企業において経営管理体
制を構築することは当たり前なのです。
個人では、これだけメディアなどで啓蒙してい
るのですから、自分の立ち位置を明確にしてお
かなければなりません。
また、一人の被害者がでることで、さらに次の
被害者がでるという自覚が必要です。

毎日、詐欺や横領などの事件が続きますが、企
業でも個人でも被害に合わないための努力をし
ているかどうかが問われているのです。

横領事件の根底にあるもの

私が会社勤めをしていたとき、ある企業で業務
上横領事件がありました。
簡単に言えば、部長クラスの人間が、部品(半
導体)を横流ししていました。
総額でいけば、1億円を超えていたと思います。
横領したお金は、女性や競馬などに使っていた
ようです。

担当者だった私は、原価管理システムのデータ
を調べること、1年くらいかかったでしょうか。
あることに気づきました。
同じ製造番号が何度も使われていることです。
ソニー時代も原価管理をしていましたが、一度
製造が終了すれば同じ製番がでてくること自体
ありません。
製番は、一度しか使われませんし製造が終了す
れば、システムにロックがかかり同じ製造番号
を入力することができません。

問題は、このように何度も同じ製番を入力でき
るシステムを放置しておいたこと、また、製番
管理を経理部門がきちんとやっていればすぐに
発見できる事例でした。
さらに実地棚卸をすれば、すぐにわかります。
その点も甘いのです。
当事者、横領している部長が棚卸をしていまし
た。
開いた口がふさがりませんとは、このことです。

このように経営管理が甘いと簡単に横領などが
おこなわれてしまいます。

仕事というのは、原点があります。

なぜ、実地棚卸をするのか。
なぜ、システムをロックするのか。
なぜ、内部けん制が必要なのか。
なぜ、内部監査は必要か。

仕事の基本を忘れている企業に未来はありません。
仕事の基本がない人間たちが日々仕事をしている
企業では、けっして悪い人たちではありませんが、
その人たちの存在が企業の中に悪い人間を生む土
壌を作るということです。

当然ですが、その企業は消滅しました。

役所からの電話はちょっと油断する

電話を使った詐欺はメディアなどでしばしば報
道されますが、私のところでも、この4月、役
所を名乗った電話が3回ほどありました。
役所からだと、私のような無礼者でもいきなり
電話を切ったりしません。
そこが悪い連中のしたたかなところでしょうか。
しかも、実際にありそうな内容なのです。

これには私も振り回されました。
それでも、話をよく聞いていると携帯の電話番
号を教えてくださいなど、私はなにかひっかか
るものがあるので、教えられません、と答えて
おきました。
また、そちらに電話しますので電話番号を教え
てください、というと、たちまち電話が切れま
した。

折り返し電話します、という手順は会社勤めを
していたときに学んでいたことです。
企業というところも、悪い連中の標的になるら
しく、あらゆる電話があります。
また、いかがわしい連中が直接訪問してきます。
こういった連中を排除するために警察や弁護士
などと連携を取りながら対応していきます。

役所に弱い日本人、私も同じですが、つい話を
聞いてしまいます。
そこが悪い連中のねらい目なのでしょう。
警察署や市役所などを語った怪しい相手先には、
折り返し電話するのでと言えば、たいてい化け
の皮がはがれます。
それでも、さらに2回電話してきますから、悪
い連中も根性が座っています。

このような連中には、こちらも相応の備えをし
て対応しなければなりません。
ネット空間だけでなく、現実社会もやっかいな
ことが多くなり、暮らしにくいと思うのは私だ
けでしょうか。